親が賃貸物件を所有している場合、いずれ引き継ぐ可能性のある息子さんや娘さんは、収益を確保するためにも賃貸経営のノウハウを知っておく必要があるでしょう。
特に親に経営の全てを任せている方は、実際に相続した時に分からないことだらけで困ることは多いです。
空室だらけの築古アパートの経営や一括借上げで収益が伸び悩んでいる状況など、あらゆる面から改善する方法はありますので、自分に適した経営方法を把握することが大切ですよ。
今回は、親から相続で賃貸経営を引き継ぐ際の重要なポイントを解説いたします。
相続した賃貸経営の改善ポイント① 悪化する経営状況
収益を見込んで親から賃貸物件を相続する方が多いかもしれませんが、現在のアパート経営状況では、負の遺産となってしまう傾向がかなり高いようです。
理由としましては、まず親が所有しているときよりも物件の築年数が経過し、劣化していることが大きな原因と言えます。
建物が古くなり築20年以上の物件となってしまえば、当然賃料の下落、空室の増加、修繕費発生などの負担が重くのしかかってしまい、思い通りの収入を得るのは難しくなるでしょう。
相続した賃貸経営の改善ポイント② 管理会社の切り替え
収益が得られない相続者、負の遺産となってしまった方が行うべき改善方法が、管理会社の切り替えです。
相続をきっかけにアパートの管理会社を切り替える方は多く、親の代で見落としていた改善ポイントを一から見直すことが収益アップに繋がる可能性もあります。
中でも、管理料金が通常のコストよりも大きな負担となっているケースは多いです。
一般的な管理料(賃料の5%)を念頭に置き、管理会社を切り替えて料率を下げる事を目標にすれば、経営の立て直しを図ることが出来るでしょう。
相続した賃貸経営の改善ポイント③ 一括借上げを解約
空室に困る方は多いですが、一方で満室もしくはそれに近いほど部屋が埋まっているのにも関わらず、一括借上げの契約で損している方も多いです。
一括借上げとは、管理会社がオーナーさんからアパート物件を借り上げて入居者の代わりに家賃などを支払うシステムです。
そのため、空室状況に関係なくオーナーはいつでも安定した収入が得られますが、通常一括借上げは満室時の85%程度の賃料で借りている場合が殆どです。
つまり、満室となっているアパートの場合はかえってマイナスの収益を出している事になります。
その場合は、一括借上げを解約することでより多くの収入を確保できますし、家賃回収業務などを専門の会社に任せたい方は、やはり管理会社の切り替えがベストな方法と言えますね。












