やむを得ない事情によって、ローン未完済のマイホームを手放さなければならなくなることがあります。
最悪の場合、マイホームが競売にかけられて何もかも失ってしまうかもしれません。
住宅ローンの返済が困難になったときに所有者ができることとして「任意売却」と「リースバック」があります。
今回は、リースバックのメリットと注意点、任意売却との違いについてご紹介します。
リースバックと任意売却の違いとは
住宅ローンの滞納が一定期間続くと、最終的に担保物件である自宅は売却することになります。
売却方法のうち「競売」が債権者判断で裁判所を通じて実行されるのに対し、「任意売却」は所有者の意思でおこないます。
任意売却するには金融機関など債権者の合意が必須ですが、ローンを残したまま通常の方法で売却できるので、競売になる前に選択されることが多いです。
リースバックは、物件を売却したあと、売却先とその物件の賃貸借契約を結ぶ金融取引のことを言います。
任意売却では自宅は手放さなければなりませんが、リースバックでは売買契約先とあらたに賃貸借契約を結ぶ点が大きく異なります。
リースバックと任意売却の違い~リースバックのメリット~
リースバックのメリットとして、ローンの返済が滞っても自宅に住み続けられる点が挙げられます。
任意売却は、通常の条件で自宅を売却できても完全に手放してしまうので、引っ越しを余儀なくされます。
それに対してリースバックは、物件の所有者ではなくなりますが、今までどおり家に住めるのです。
あたらしい住処を探す必要がないこと、自宅を売却してまとまった資金が手に入ること、近所には売却したことがわからないことなどもメリットと言えるでしょう。
将来、買い戻せる可能性があるのもリースバックならではのメリットです。
リースバックと任意売却の違い~リースバックの注意点~
任意売却は、通常の売却ができることがメリットです。
それに対してリースバックは、専門業者に売却する点に注意しなければなりません。
売却価額は、一般の相場より2割程度低くなることが多いのです。
家賃は、相場より高めに設定されることが多いのにも留意しておきましょう。
今までどおり家に住み続けられても、自分の所有物件ではないことにも注意が必要です。
勝手にリフォームや修繕をおこなえないのです。
賃貸借契約は有期であることがほとんどで、いつまでも住み続けられるわけではないことも知っておかなければなりません。












