住宅ローンの返済は長期にわたるため、病気や世帯収入の変化などさまざまな理由から返済が困難になる可能性があります。
住宅ローンの返済が苦しいと感じたら、金融機関への相談など早めに対処することが肝心です。
今回は住宅ローンの返済が難しい場合の対処法や任意売却、返済不可になった場合におこなわれる競売についてお伝えいたします。
住宅ローンが返済不可!滞納する前の対処法
住宅ローンの返済が困難な状態になったとき、滞納前に早めに金融機関に相談することをおすすめします。
返済が困難になった理由に金融機関が納得すれば、一時的に返済期限を延長するなどの条件変更がおこなえます。
ケガや病気が原因で返済が難しい場合は、住宅ローン契約時に加入した団体信用生命保険の保険金が受け取れる可能性があるため、内容と適用範囲を確認してください。
誰にも相談せずに、滞納を放置したり、新たな借り入れたりをおこなわないようにしてください。
住宅ローンの借り換えや任意売却などご自身のケースに合わせて対処法を検討することをおすすめします。
住宅ローンが返済不可!競売までの流れ
住宅ローンを滞納すると督促状が届くようになり、3か月以上の滞納が続いた段階で期限の利益を喪失します。
期限の利益とは、住宅ローンのように大きな金額の借り入れを少額ずつ長期間で返済できる利益を指します。
期限の利益が喪失されると、一括返済を求められるということです。
一括返済ができない場合は、保証会社が肩代わりして、金融機関に一括返済をおこないます。
債権者が金融機関から保証会社に代わり、競売にかけられるのが一般的な流れです。
競売とは、ご自宅を差し押さえられ裁判所によって強制売却されることを指します。
もし、売却価格がローンの残高に満たない場合は、差額の一括返済を求められます。
住宅ローンが返済不可!任意売却とうい対処法
住宅ローンを滞納し競売にかけられる前に、任意売却を検討されることをおすすめします。
任意売却とは、住宅ローンが返済不可になった場合に債権者の同意を得て売却をおこなえる制度です。
任意売却は、競売に比べて、高い価格で売却できる傾向にあったり、引っ越し時期も協議で決めることできるなど多くのメリットがあります。
任意売却をしても住宅ローンの残債がある場合の返済方法は、交渉によっては分割返済もおこなえます。
任意売却すると決めたら、すぐに不動産会社に相談する必要があります。
しかし、その際は、任意売却の経験が豊富な不動産会社を選ぶことが大切です。
まとめ
住宅ローンが返済不可になり滞納を続けると、競売にかけられてしまいます。
そうなる前に家計の見直しや金融機関への相談をおこない、それでも返済が難しい場合は任意売却を検討しましょう。
任意売却をおこなう場合は、任意売却の経験が豊富な不動産会社を選ぶことをおすすめします。
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