相続放棄をするのに、できるだけ費用をかけたくないから自分で手続きがしたいと考える方もいらっしゃるでしょう。
相続放棄は実はそれほど難しいものではなく、流れや注意点を理解しておけば自分で対応できます。
こちらでは、相続放棄の流れや必要書類、自分で手続きを進める際の注意点について解説していきますので、ぜひ参考にしてください。
▼ 物件情報が見たい方はこちらをクリック ▼
大阪市の売買物件一覧へ進む
相続放棄を自分で手続きする場合の流れとは
負の遺産が多く相続したくない場合に相続を放棄しますが、条件が合えば専門家に依頼せずに自分で手続きすることも可能です。
流れとしては、被相続人の遺産調査を行い、被相続人の住民票除票又は戸籍附票と相続人の戸籍謄本を取得します。
裁判所のホームページから相続放棄申述書をダウンロードして必要事項を記載し、家庭裁判所へ必要書類と一緒に提出します。
提出した書類に不備がなければ、家庭裁判所から「相続放棄照会書」と「相続放棄回答書」が届くので、照会書に関しての質問に対する回答を回答書に記入して期限内に返送しましょう。
回答が受理されると、相続放棄申述書受理通知書が届いて、手続きは完了です。
▼この記事も読まれています
相続税を納税したときの取得費加算の特例とは？併用できる税制もご紹介
▼ 物件情報が見たい方はこちらをクリック ▼
大阪市の売買物件一覧へ進む
相続放棄を自分で手続きする場合の必要書類とは
必要書類は被相続人との関係によって異なり、配偶者や子どもの場合は、申述書、被相続人の住民票除票や戸籍附票、申述人の戸籍謄本が必要です。
孫の場合は、被相続人の子が死亡していることを証明できる戸籍謄本もくわえて必要になります。
さらに被相続人の親が申述人の場合は、被相続人の出生時から死亡時までのすべての戸籍謄本を、祖父母の場合は父母の死亡記載がある戸籍謄本も用意する必要があります。
甥や姪の場合は、被相続人の出生時から死亡時までのすべての戸籍謄本と、配偶者や子、両親などの本来の相続人の死亡の記載がある戸籍謄本と出生時から死亡時までのすべての戸籍謄本が必要です。
申述人によっては、多くの書類が必要になり、書類を集めるだけでも多大な労力がいるため、専門家に頼ることをおすすめします。
▼この記事も読まれています
相続放棄だけじゃない？空き家を手放す方法と管理責任について解説
▼ 物件情報が見たい方はこちらをクリック ▼
大阪市の売買物件一覧へ進む
相続放棄の手続きを自分でする場合の注意点とは
必要書類は被相続人との関係によって複雑になり、不備があると申立が却下される可能性もあるため、注意が必要です。
必要書類の用意が負担になる場合や手続きが複雑な場合は、専門家のアドバイスやサポートを受けることでスムーズな手続きができます。
家庭裁判所からの承認が得られたとしても、債権者への通知は行われないため、返済請求があった場合には、相続放棄申述書受理通知書の提示が必要になります。
債権者によっては相続を放棄させまいとして、相続人が相続を知った時期について争う公訴を提起する可能性もあります。
また、相続を放棄した場合、次の順位の相続人に必ず伝える必要があります。
相続を放棄したからといって、遺産の管理義務がなくなるわけではありません。
次の相続人または財産管理人が決まるまで、遺産の管理に責任がありますので注意が必要です。
▼この記事も読まれています
相続した不動産を売却するポイントとメリット・デメリットを解説
▼ 物件情報が見たい方はこちらをクリック ▼
大阪市の売買物件一覧へ進む
まとめ
相続放棄の手続きは被相続人との関係によって異なりますが、近い関係の場合は比較的スムーズに行うことができます。
ただし、他の相続人や債権者とトラブルが起きる可能性もあるため、注意が必要です。
手続きをする際にはしっかりと準備をし、周囲の合意を得て進めることが重要です。
大阪市の賃貸・売買のことならミユキ住建にお任せください。
理想のお部屋探しを全力でサポートいたしますので、お気軽にお問い合わせください。
▼ 物件情報が見たい方はこちらをクリック ▼
大阪市の売買物件一覧へ進む
