相続した売れない土地を持ち続けてしまうと、どうなるのでしょうか。
今回は、なぜ売れないのかの理由をお伝えし、持ち続けると生じる負担やリスクについて解説します。
また、売れない土地を相続したときの対処法も合わせて解説しますので、相続の予定がある方は、ぜひ参考にしてください。
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相続した土地が売れない理由
売れない理由として、次の3つがあげられるので順にみていきましょう。
1つ目は、エリアが不便な場合です。
駅や大型商業施設から遠いなど、利便性の低いエリアは売却が難しくなります。
また、墓地や汚水処理場などの嫌悪施設があり、インフラが整備されていないエリアなどにあるのは売却が難しいといえます。
2つ目は、形状が悪い場合です。
細長い土地や三角形など角が残る不整形地、そしてのり面が多い土地は有効利用できる面積が少なくなります。
狭すぎても、広すぎても有効活用は難しくなるので、売れなくなってしまいます。
3つ目は、地盤が良くない場合です。
盛土や埋立地などのように地盤が軟弱なものはなかなか売れません。
また、地中に埋設物が残されている場合や土壌汚染が懸念される場合なども売却が難しくなります。
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相続した売れない土地を持ち続けるとどうなる?
まず、固定資産税がかかり続けてしまいます。
不動産などの固定資産を所有している個人や法人に課税されるのが固定資産税です。
固定資産税の納税義務は、固定資産を所有している限り免れません。
次に、災害面での不安を抱え続けなければなりません。
近年は、多くの自然災害が発生しています。
地盤が良くないならば、地震や大雨などの影響で崩落してしまう可能性を否定できません。
損害が発生すれば損害賠償責任を負担しなければならないケースも発生します。
そして、土地の上に建物があるなら、老朽化を心配し続けなければなりません。
建物には定期的な維持管理が必要です。
放置されたままの空き家は犯罪の温床となる可能性や、火災のリスクも増してしまいます。
建物や塀が倒壊し通行者や近隣住民に危険が及んだ場合、損害賠償責任を果たさなければなりません。
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売れない土地を相続したときの対処法
対処法として次の3つをご紹介するので、最適なものを検討しましょう。
1つ目は、売却です。
売主が売却できないと考えていても、有効活用できると考える買主が現れるケースもあります。
地元の不動産屋に相談して売却の可能性を探ってみましょう。
2つ目は、売却を検討しても買主が見つからないなら寄付の検討をおすすめします。
受け入れ先は、自治体・個人・法人などですが、利用価値がないと判断された物件の場合、寄付を受け入れてもらえない可能性があります。
3つ目は、相続放棄です。
相続放棄とは、亡くなった方の財産すべてを相続しないのを指し、もし財産を一部でも処分や取得をした場合は相続放棄ができないため注意が必要です。
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まとめ
相続した売れにくい不動産はエリア・形状・地盤などに問題がある場合があります。
この記事で、売れないまま持ち続けてしまうと、さまざまなリスクがあることを把握できたのではないでしょうか。
税金の負担、災害による老朽化の心配が続くので、早い段階で対処法を検討しておくのが重要です。
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